ユーザビリティ重視

ERPが、長い年月にわたって幅広いユーザーにお使いいただけるためには、しっかりした製品コンセプトを持っていることが重要です。逆に言えば、コンセプトの曖昧な製品は、すぐに時代の潮流に飲み込まれてしまいます。GRANDITは、5つのコンセプトが製品のDNAとなっており、導入いただいたユーザーがいつまでも安心してお使いできるような将来性・発展性の高いERPです。

コンセプト

欧米型のERPは、どちらかと言うと経営層を重視しており、経営層が欲しいデータを得ることを第一優先にしています。もちろん、現代企業にとって経営データをタイムリーに得ることは非常に重要です。しかし、これがあまりにも行き過ぎてしまい、現場の負担を大きくして、業務効率を大幅に低下させているケースも少なくありません。そのため、現場力の強い日本の企業においては、もっと現場の使いやすいシステムをというニーズが強くなっているのです。

GRANDITは、これらの現実的な要望を踏まえ、現場の使い勝手重視をコンセプトとしております。Webながら抜群の操作性を実現し、イベントドリブン操作、ポップアップウィンドウ、ファンクションキー、IMEの自動オンオフ、Enterキーによるカーソル移動などさまざまな画面操作を行えます。同時に経営層へのデータ取り出しにも十分配慮し、BI(ビジネスインテリジェンス)やカテゴリー/セグメント管理機能などにより、タイムリーに必要な経営データを細かく取得できる仕組みになっています。つまり、現場の操作性と経営層への分析データ提供という相反する要求を両方とも実現しているのです。

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次世代ERP「GRANDIT」のユーザビリティ

No. 画面操作性 内容
1 マウスレス操作 10キーだけの操作を考慮し、TabキーだけでなくEnterキーでもカーソル移動を実現
2 ファンクションキー操作 マウスレス操作を支援するため、ファンクションキーを使って画面操作を行える
3 ファンクションキー表示切替 カーソルの位置や状況に応じて、ファンクションキーの表示文字や使用可否を切替
4 コントロールの使用可否切替 カーソルの位置や状況に応じて、プッシュボタンやテキストボックスなどコントロールの使用可否を切替
5 文字入力モードの自動切替 コードは半角、名称は全角というように、IMEの入力モードを自動的に制御
6 イベントドリブン制御 コードを入力して名称を表示するなど、必要に応じてイベントドリブンで操作できる
7 タブ切替 タブコントロールの採用により、Visual Basicのようなタブ切替画面を提供
8 グリッド表示 グリッドコントロールの採用により、表形式での入力・編集、縞模様表示、スクロールなどをサポート
9 ポップアップウィンドウ コード類の検索・選択などのために、ポップアップウィンドウをフル装備
10 ダーティチェック 入力途中(ダーティ)の途中で閉じるボタンを押した場合は、確認ダイアログを出して誤操作を防止
11 エラーチェック 項目入力時、画面更新時、サーバーアクセス時などで必須チェック、値チェックを実行
12 カレンダー表示 日付入力項目ではカレンダーのポップアップウィンドウを表示
13 日付ナビゲーション 日付入力項目にFW・BWボタンを用意し、前日/翌日の日付切替をワンタッチ化
14 カンマ表示、日付表示 額や数量をカンマ表示、日付をYYYY/MM/DD表示など任意のフォーマットで表示指定
15 画面コピー機能 C/Sでは苦手としていたハードコピー機能を実装。F11キーで画面コピーを印刷
16 追記型ヘルプ F1はヘルプ表示。単なる参照だけでなく、使用ユーザーが必要に応じて追記・編集可能
17 マウスオーバー表示 ブラウザの特性を活かし、アイコンのマウスオーバーで内容を表示
18 列単位の非表示選択 ブラウザの特性を活かし、操作可否切替だけでなく列ごとそっくり非表示とすることも可能
19 ワンタッチ表示切替 一覧表示の列タイトルをクリックすることにより、ワンタッチでその列で昇順/降順に並び替え
20 数ページ分割 表示件数の多い場合は複数ページに分割表示、ページ当たりの表示件数指定やF7、F8のFW/BWもサポート
21 チェックボックス、
ラジオボタン、プルダウン
用途に応じてチェックボックス、ラジオボタン、プルダウンリストを使用
22 リンクによる画面展開 遷移可能な状態の場合にリンクを表示するなど、状況に応じて細かな制御を実施

高いユーザビリティを実現

インターネットが普及し始めてから約10年ですが、今でも初期のWeb技術のイメージで、Webで基幹業務を行うのは困難と思っている方がいます。「ファンクションキーが使えない」「イベントドリブンで値を表示、チェックできない」「ポップアップウィンドウが使えない」「IMEを自動オンオフできない」「Enterキーでカーソル移動できない」などの誤解も、そのような先入観が原因と考えられます。しかし、Webの技術は飛躍的に向上しています。実はリッチクライアントなどを使わなくても、C/Sと同等以上の画面操作が実現できるのです。

GRANDITは、"Webで基幹業務"という目的を実現するための技術検証とソフト部品作成を徹底的に行いました。その結果、業務システムに必要な高いユーザビリティをWWWブラウザだけで実現しています。表1のユーザビリティに示すように、業務システムに必要なマウスレス操作やイベントドリブン操作、ポップアップウィンドウ、ファンクションキー操作などを完全に実現できています。さらにハードコピー表示やソート順ダイナミック切替、複数ページ分割、リンクによる画面展開など、従来のC/SにはないWebならではの操作性も実装しました。業務アプリケーション向きの標準コントロール(ソフト部品)を開発・利用し、C/Sを超えた操作性を提供しています。

具体的な画面例を紹介しましょう。画面例1はGRANDITの「仕訳一覧」画面です。検索条件を設定して検索キー(F6)を押すと、検索条件に合致した仕訳データが表示されます。タイトル部分(起票日や伝票番号など)のリンクをクリックすると、その項目の昇順/降順にダイナミックに並び替えができます。伝票番号のリンクをクリックすると画面例2の「仕訳入力」画面が修正モードで開きます。Enterキーでのカーソル移動、イベントドリブン処理、IME自動オンオフ、ポップアップウィンドウ検索などにより、マウスレス操作で簡単に伝票入力作業ができるように配慮されています。

  • ユーザビリティを活かした画面例1(仕訳一覧画面)
  • ユーザビリティを活かした画面例2(仕訳入力画面)